なぜグローバル経営管理は拠点へ定着しないのか？ ～グループの「背骨」となる経営管理プロセスの統一方法～ 2026年01月14日(水) 14:00 ～ 15:00

日本企業において事業のグローバル展開が進む中、買収や事業再編、ローカライズを含む多角化が加速しています。
こうした状況では、海外拠点も含めた部門別・製品別・市場別の損益構造 の可視化等、事業実態を正確に把握し、
HQ（本社）がグループ横断でのリソース配分や戦略判断ができる仕組みを整えることが不可欠です。

その実現に向けて、各拠点の業務領域ごとに経営管理プロセスを適切なレベルで標準化し、グループ全体で経営管理システムを導入する企業が増えてきています。
一方で、実際には以下の様な課題に直面し、せっかくシステムを入れたのにもかかわらず、取り組みが思うように進まない企業も少なくありません。

・一部のグループ会社や事業部、業務領域に限定した運用となっており、活用が浸透しない
・グループ会社共通のデータとなっておらず、システム外で別途加工されたものを意思決定に活用している
・周辺システムの運用やデータ品質に引きずられ、CPM活用への苦手意識が蔓延

これらの課題が生じてしまう主な要因は、「拠点を巻き込む為の仕掛け不足」に起因しているケースが多いと考えています。

本セミナーでは、グローバル拠点へグループ経営管理を展開する際の難所を整理し、
プロセス統一のツボや、業務変革に促すための実践的なアプローチを、事例を交えながらご紹介します。