2010.07.07

プレスリリース

双日米国、北米・南米を統括する連結システムとしてDivaSystemを導入 ~DivaSystem海外案件初導入事例~

経営情報品質向上のためのソフトウェアとプロフェッショナルサービスを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都大田区、社長:森川 徹治、以下ディーバ)は、Sojitz Corporation of America(本社:アメリカ ニューヨーク、社長:田邉 弘幸、以下双日米国)が北米・南米を統括する連結システムとして、ディーバが提供する連結会計システム「DivaSystem」を導入し、2010年から本格運用を開始したことを発表します。

DivaSystemは2009年に英語化対応され、今回のプロジェクトは、これまで日本国内企業を対象にユーザーを増やしてきたDivaSystemにおける、海外企業ユーザーを対象とした初めての導入事例となります。
双日米国の親会社である双日株式会社(本社:東京都港区、社長:加瀬 豊、以下双日)の企業展開は、国内147社・海外375社、総計522社に上ります(2010年3月31日現在)。双日では2004年よりDivaSystemを導入し、これら約500社を連結対象とした連結決算を行ってきました。一方、双日米国は、北米・南米にある約40社のグループ会社を統括し、双日にサブ連結して報告している立場にあります。サブ連結とは、連結対象の中に多数存在するグループ会社を地域や業務という戦略的な運営単位でグループ化し、統括する企業が連結決算の処理を行い、親会社に報告する形態を指します。

これまで双日米国では、作業の効率化や精度向上の要請から、連結会計システムの導入を検討してきました。このたび双日米国は、親会社の双日においてDivaSystemが安定して稼働していること、双日への報告業務を通じて入力方法や運用フローに慣れていること、親会社と同じ連結会計システムの使用により報告業務自体が簡素化されることから、今回英語化対応されたDivaSystemの導入を決定しました。導入の結果、データの精度が向上し、報告資料の作成が容易になったことにより作業工数を削減でき、連結決算業務の効率化を実現しました。また、作業の多くが自動化されたため、セグメント別連結精算表完成までの期間が半分程度に短縮しました。

双日米国側プロジェクトマネージャは、今回のDivaSystemの導入について、「物理的な距離や言語の壁があると想定されたものの、日本における導入と同様にスムーズにプロジェクトを運営し、完了することができた。システムも不安なく安定して稼働し、現地スタッフを中心に積極的に活用している。」と述べています。今後、双日米国は、更なる決算までの期間の短縮を目指し、日々の業務の改善に取り組んでいく予定です。

現在、日本企業の海外子会社におけるサブ連結システム化の需要は高く、ディーバでは今後のIFRS適用時代における連結会計/経営システムの海外展開も想定しています。今回のプロジェクトで得たノウハウを活かし、さらに現地での導入やサポート体制を充実させることで海外企業でのDivaSystemの導入を推し進めていきます。

<本件に関するお問合せ先>

株式会社アバント 広報担当 PR@avantcorp.com

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