お客様と向き合い、
課題の本質と
向き合う。
Business Process Consulting

N.Takuya

事業統括本部 グループ経営管理事業部 第2統括部 統括部長

2012年10月に中途入社。新卒時は大手メーカーのシステム子会社に入社し、SAP関連の保守や新モジュール導入を担当。アバント入社後はプロダクト・業界問わず様々な案件の導入PMを経験。現在のミッションは、グループ・ガバナンスという多様なテーマが複合する領域においてアバントなりのガバナンス(お客様のあるべき姿)を確立し、それを実現する自社プロダクトを打ち出すこと。

「何のためにやっているのか」が見えなかった日々

20代の頃に第二新卒のような形で中途入社して、今年で11年目。現在は、統括部長という立場で、お客様のシステム導入をサポートする部門と自社プロダクトの打ち出し方を考えていく部門のマネジメントをしています。
前職では、大手メーカーのシステム会社でSEをしていたのですが、とにかく仕様書に添ってつくっていればOKという働き方に疑問を感じていました。「これ、何のためにつくっているんですか?」と上司に聞いても、「そこは考えなくていいよ」という感じで。
「これはちょっと合わないぞ」と思って転職活動をはじめて、3社くらいから良いお話をいただいていたのですが、その中でも働いている人がすごく楽しそうに見えたという理由でアバントを選びました。

常に新しい事に挑戦できる楽しみ。

ただ正直に言うと、入社当初はアバントも3〜5年程度で辞めるつもりでした。ここできちんとキャリアをつけて、次の会社に移ろうと考えていたんです。とても飽き性な性格なので、ひとつのところにずっといるのは合わないだろうと。それが、蓋を開けてみれば10年以上。長く続けられている最大の要因は、常に新しい挑戦ができているからだと思います。
当社の連結会計システムを導入いただいたお客様に対して、その後もきちんと併走し、密にコミュニケーションを図っていくと、会計以外にもさまざまな課題が見えてきます。それらを解決するために、アバントグループが持っている別のプロダクトや、時には他社のプロダクトをご紹介し、新たなプロジェクトにつなげていきます。
お客様ごとに課題は千差万別なので、一緒に正解を探しながら試行錯誤する日々ですが、それが面白い。お客様自身が気付いていない課題を発見し、そこに対するソリューションをご提案できたときなどは、これ以上ないほどにやり甲斐を感じられます。

チームが連動するというアバントの強み。

こうした働き方ができるのも、システムの導入から開発、その後のコンサルティングまで、すべての機能が備わっていて、それぞれのスペシャリストがチームになって動くというアバントの特徴があるからこそだと思います。大きなコンサル会社だと、どうしてもそれぞれの分野が綺麗に別れてしまっていて、一気通貫したご提案というのは難しい。当社の場合は、あるプロジェクトでは私がリーダーとなってチームを動かし、また別のプロジェクトではメンバーとしてジョインするといった柔軟な働き方が可能です。どちらの方が良いということではないのですが、私自身にはこの働き方があっていると感じています。

大切なのは、本質を考え続けること。

仕事をする上で常にこだわっているのは、お客様の課題を“解決しきる”ということです。課題解決のためのシステムを提供して終わりではありません。私たちにとって、システム導入はひとつの業務の終わりですが、お客様にはとっては、そこがスタートです。ですから、その先もチームとして密にコミュニケーションをとって、最終的にきちんと課題が解決できるところまで併走したいと考えています。
大切なのは、常に本質を考え続けること。目の前の人が本当に必要としていることは何か、今見えている課題を解決すると次はどんな課題が起こるのか。お客様と仲良くなって食事などに行くことも少なくありませんが、そういう席での何気ない会話からも、私たちがお手伝いするべきことが見えてきたりします。究極的に言えば、お客様の課題さえ解決できるのであれば、別にシステムを導入していただかなくてもいい。そんな発想が大切なんだと思います。

お客様に育ててもらえる環境。

この仕事をする上で大切なのは、お客様とのコミュニケーションの必要性をポジティブに捉えられることだと思います。自分のお客様を持って、信頼してもらえること、頼りにしてもらえることに喜びを感じられる人にこそ向いている仕事ではないでしょうか。また、密にコミュニケーションを取るからこそ、お客様に育ててもらえるという感覚もあります。当社のお客様は、さまざまな業種のトップランナーばかり。そういう方々とお付き合いすることによって、スピード感を持って成長できることも、アバントで働く大きな魅力のひとつだと思います。

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