AVANT SMD

稼ぐ力を支える連結原価・多軸収益管理システム

AVANT SMDとは

”サマリ”される前の、各社の販売明細・原価明細などのビジネス活動の情報を集め、ダイレクトに組み上げて新たな連結P/Lをはじめとした経営の意思決定に資する情報を作成することで連結ベースの収益・費用構造、ひいては事業全体の現在と過去、将来の見通しを明らかにしていくことを目指した製品です。
※DivaSystem SMDは2023年1月にグループ再編によるリブランディングにより、AVANT SMDとして名称変更しました。

AVANT SMDの特長

①:商品別・顧客別での細かな採算管理が単体・連結ベースで実現出来ます。生産拠点別やプロジェクト別等へ更に細かく管理することも出来ます

②:経営層から現場まで同じデータを必要な粒度で参照することで良質なコミュニケーションが取れるようになります

連結・セグメント単位

  • 経営ダッシュボードを使った経営資源の選択と集中

  • 投資管理による投資意思決定と実行後モニタリング

  • 事業ポートフォリオ分析を使った組替えの判断

  • 多軸・収益情報を使った明確な業績評価

  • ROIC分析を使った投資効率性評価


事業(商品群)・チャネル・地域単位

  • 差異要因分析を使ったPDCAサイクル活動

  • 事業戦略・商品戦略のモニタリング(商品MIXの変化、単価動向の把握)

  • 商品別収益管理を使った商品別ポートフォリオ管理


品番・顧客・個社単位

  • PSIレポートを使ったモノの動きの把握(可視化)

  • 品番・顧客・地域別の収益管理

  • 商品別原価、変動費・固定費の把握と低減

③:連結業績(サマリ)から商品別・顧客別の損益へのドリルダウンや、対予算・対前年の差異分析、成長性分析、投資効率性分析等、経営管理に必要なデータを使いやすい形で提供します

AVANT SMDが選ばれる理由

①:損益を可視化するだけではなく、損益構造の解明を支援し、現場で使える連結CVP分析を実現できます

事業の収益構造をロジックツリーに分解して可視化し、変動費については単価×数量(CVP分析)に計算することで活動と損益の関係をモデル化でき、現場でも使える損益ツリーを作成可能。損益シミュレーションや月中の損益着地見込もシミュレーション可能。

②:経営管理の専門家がシステム導入プロジェクトを推進するため、あるべき経営管理業務の整理とシステムをセットで提供できます

主な機能・活用用途

豊富な会計演算機能

多段階の配賦、内部取引消去、為替換算、KPI計算等のグループ経営管理に必要な計算ロジックを標準搭載しています

    • 配賦イメージ

    • 月次の売上実績に応じた動的配賦率で固定費を自動配賦

    • 会社・科目別等に配賦ルールを定義し自動で配賦

    • 会社→組織→品目と段階的な配賦を動的または固定比率で配賦

    •  

    • 配賦時の小数点誤差を自動的に丸めて計算

    • 配賦元の伝票は残したいため、配賦元の消去仕訳を作成した上で配賦結果を作成

会計ライブラリ

会計演算機能 説明
配賦 販売実績比による動的配賦や、年月・商品・顧客等の分析軸毎の比率自動計算、多段階配賦、配賦換算誤差の自動調整、取消伝票の生成、配賦残データの作成等、面倒な計算がGUI設定で可能
内部取引消去 一般的な連結パッケージにみられる会社・事業単位の照合だけでなく多軸(品目単位、請求書単位、市場・顧客単位等)での消去データの生成や差額を売り上げを正として算出等が設定可能
換算 一般的な連結パッケージにみられる財務諸表換算だけではなく明細データからの取引換算、多通貨換算、クロスレート換算にも対応
単価計算 連結原価算出時に必須となる指定した単位(商品単位、会社×商品単位、等)での原価や販売の単価を柔軟に算出可能。指定した期間での期間平均単価にも対応。
KPI計算 複雑になりがちなKPIの計算をGUIで視覚的に設定可能。KPIは指定した単位(商品単位、会社×商品単位、等)で柔軟に設定可能
シミュレーション 明細からの直接連結処理をシナリオに沿って再処理することで自社の事業モデルに沿ったシミュレーションロジックを実行することが可能。変動対象のみの登録でよいため設定が簡単
差分更新 月次のPLデータのみを書き換えたり、自動処理を再処理したときの該当の月次個所のみを書き換えたりすることが可能
累計・差引計算 連結パッケージに必要な累計計算や差引による単月計算が可能。会社毎に異なる累計・換算の順序に柔軟に対応可能

 

経営報告資料の作成業務を自動化

専門的な知識・スキルが無くても変更可能なロジック設定

GUIでロジックを組み込みできるためプログラミング経験やシステム開発経験がなくても簡単にロジックを変更できます。

商品別・顧客別の差異分析を自動化し、経営管理のPDCAサイクルを加速

採算を見える化するだけではなく、商品別・顧客別での差異分析が自動化されるため、結果の把握からその先の、誰が(どの組織が)、何に対して、どう改善アクションをとるべきかを判断できます。

差異分析イメージ(下図)

・為替差を除いて差異を分析することにより外部影響と内部影響を分けて評価できる
・拠点別に原価差を分析することにより改善すべき拠点、対象を明確にできる
・MIX差を見て企業の販売戦略と結果が連動しているかを評価できる

管理会計パッケージで簡単・スピーディな導入

主要な管理会計製品は要件に合わせて導入することを前提としているため、導入には利用する側、導入する側双方に多大な時間と労力が必要になります。AVANT SMDはパッケージ化されているため導入も早く、設定も簡単、シンプルにできます。

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