最新決算概況

2022年6月期第3四半期決算(2022年4月28日発表)
最新の決算概況について図表やグラフ等を交えて説明しています。

1.経営成績等の概況

※当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、 2022年6月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。2021年6月期以前の数値と比較する際には、会計基準変更の影響が含まれることをご了承下さい。本資料において示している前年同期比変化額(百万円)・変化率(%)は、2022年6月期第3四半期に係る各数値を「収益認識に関する会計基準」適用前の数値に直して比較計算しております。

現在の我が国を取り巻く社会環境・経済環境は「データに基づいた経営・意思決定」の必要性を喚起しており、当社グループの製品・サービスへのニーズはより高度なものへと変容しながら拡大しております。その結果、従来のセグメント名称では事業の内容を適正に表示することができなくなってまいりました。このため、第1四半期より、従来の「連結会計関連事業」を「グループ・ガバナンス事業」に、「ビジネス・インテリジェンス事業」を「デジタルトランスフォーメーション推進事業」に、報告セグメントの名称を変更しております。この変更はセグメント名称のみの変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。

当第3四半期の連結売上高は13,786百万円となりました。第1四半期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しており、他の当事者によって商品等が提供されるための手配と認められるような取引について、従来は売上額を総額で売上高として計上するとともに、仕入分を費用計上していたものを、売上高と仕入高の差額を手数料として純額で売上計上する形へと変更しました。この変更の影響で従来の基準よりも売上高が283百万円減少しております。また、従来はプロジェクトが完了し、お客様から検収をいただいた時点で売上計上していたサービスの大部分について、プロジェクトの完了を待たずして、その進捗度に応じて売上を計上するよう変更しました。この変更の影響で売上高が237百万円増加しております。

すなわち、収益認識会計基準等の適用前の売上高は13,832百万円と前年同四半期比16.1%の増収となり、そこに会計基準変更の影響で45百万円 減少となった形となります。デジタルトランスフォーメーション推進事業及びアウトソーシング事業を中心にすべての事業で売上成長を実現したことが増収の要因となっております。

中期経営計画において、経営目標のひとつとして掲げているストック売上(例えばソフトウエアの保守料など、継続的に発生する売上)比率の向上については、デジタルトランスフォーメーション推進事業で収益認識会計基準等の適用の影響で減少した影響もあり、34.1%と前年同四半期よりも2.0ポイント減少しました。総額としては前年同四半期比9.2%増となっております。

利益に関しては、営業利益2,622百万円、経常利益2,565百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,572百万円となりました。収益認識会計基準等の適用の影響により営業利益が159百万円増加しているため、従来の会計基準で算定した場合の営業利益は2,463百万円となり、会計基準の差異を除外すると前年同四半期比で13.7%の増益となります。

グループ・ガバナンス事業において、将来の成長及び収益性向上に向けたソフトウエア開発を推進するための開発体制の大幅な強化のための費用が先行していること、及び全社費用としてグループのシナジーを追求するための部門を設立し、このための体制強化を行ったことなどから費用が増加しておりますが、その一方でデジタルトランスフォーメーション推進事業が収益性の向上を伴いながら売上が伸長したことにより、大きく利益を伸ばし、これが増益の大きな要因となりました。

各報告セグメントの状況は以下のとおりです。

※当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、 2022年6月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。2021年6月期以前の数値と比較する際には、会計基準変更の影響が含まれることをご了承下さい。本資料において示している前年同期比変化額(百万円)・変化率(%)は、2022年6月期第3四半期に係る各数値を「収益認識に関する会計基準」適用前の数値に直して比較計算しております。

グループ・ガバナンス事業については、売上高6,806百万円となりました。収益認識会計基準等の適用の影響で187百万円増加しているため、従来の会計基準によった場合の前年同四半期比は11.5%増加となります。国内企業では競争力強化のための事業再編を行う動きが加速しており、これに関連した受注が増加したことが主な要因となっております。一方で、将来の成長及び収益性向上に向けたソフトウエア開発を推進するための開発体制の大幅な強化を行っているため、費用については増加しており、その結果、営業利益は1,554百万円(会計基準変更の影響で123百万円増加、従来の会計基準による前年同四半期比4.1%増)となりました。

デジタルトランスフォーメーション推進事業については、経営や事業推進にかかる意思決定にデータを活用するニーズは加速しており、受注する案件も従来の「ビジネス・インテリジェンスに関連した開発」から「クラウド・データ・プラットフォームの提供」を中心としたものへと変革し、大型化の傾向にあります。その結果、売上高は5,273百万円(会計基準変更の影響で233百万円減少、従来の会計基準による前年同四半期比19.4%増)と増収となりました。受注する案件の質の変化は収益性の向上にもつながっており、営業利益も981百万円(会計基準変更の影響で35百万円増加、従来の会計基準による前年同四半期比43.1%増)と、前年同四半期を大きく上回りました。

アウトソーシング事業についても、新型コロナウイルス感染症の影響による不透明性から、最終的な意思決定にあたって慎重な姿勢であった企業も動き出す傾向が見られ、新規顧客からの受注が増加しております。その結果、売上高2,252百万円(前年同四半期比22.3%増)、営業利益578百万円(前年同四半期比25.6%増)と増収増益を実現しました。なお、アウトソーシング事業については収益認識会計基準等の適用による影響はありません。

売上高・営業利益 四半期推移

※当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、 2022年6月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。2021年6月期以前の数値と比較する際には、会計基準変更の影響が含まれることをご了承下さい。本資料において示している前年同期比変化額(百万円)・変化率(%)は、2022年6月期第3四半期に係る各数値を「収益認識に関する会計基準」適用前の数値に直して比較計算しております。

2.財政状態に関する説明

① 資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期末の資産合計は、14,848百万円(前連結会計年度末比891百万円増)となりました。これは主に、現金及び預金の増加647百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加421百万円、前払費用の減少175百万円などにより、流動資産が895百万円増加したことによるものです。
一方、負債合計は4,759百万円(前連結会計年度末比410百万円減)となりました。これは主に、前受収益の減少706百万円、支払手形及び買掛金の増加168百万円、未払金及び未払費用の増加122百万円などによるものです。
また、純資産合計は親会社株主に帰属する四半期純利益1,572百万円の計上、収益認識会計基準等の適用に伴う繰越利益剰余金71百万円の増加、剰余金の配当413百万円の支払いにより、10,089百万円(前連結会計年度末比1,302百万円増)となりました。この結果、自己資本比率は67.9%(前連結会計年度末は63.0%)と、前連結会計年度末に比べ4.9ポイント向上し、有利子負債も少なく安定性の高い財務バランスを保っていると考えております。

② キャッシュ・フローの状況

当第3四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ652百万円増加し、8,438百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、1,384百万円となりました。(前年同四半期は958百万円の獲得)
増加要因の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益2,565百万円、固定資産の償却費258百万円、未払金及び未払費用の増加額329百万円であり、減少要因の主な内訳は、売上債権及び契約資産の増加額242百万円、前受収益の減少額706百万円、法人税等の支払額1,007百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、313百万円となりました。(前年同四半期は519百万円の使用)
支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出84百万円、無形固定資産の取得による支出236百万円、敷金及び保証金の差入による支出181百万円であり、収入の主な内訳は、敷金及び保証金の回収による収入216百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、428百万円となりました。(前年同四半期は354百万円の使用)
支出の主な内訳は、配当金の支払額413百万円であります。

※当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、 2022年6月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。2021年6月期以前の数値と比較する際には、会計基準変更の影響が含まれることをご了承下さい。本資料において示している前年同期比変化額(百万円)・変化率(%)は、2022年6月期第3四半期に係る各数値を「収益認識に関する会計基準」適用前の数値に直して比較計算しております。

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